冬の間とんと見かけなくなり密かに心配していた紙飛行機おじさん(仮名)が、春になり公園に復活した。 紙飛行機おじさんは、晴れた日の朝9時から11時くらいの時間帯、ほぼ毎日近くの公園に現れる。そして、ひとり、淡々と紙飛行機を空に飛ばす。彼が輪ゴムを…
-運命的な惨めさをありふれた不幸に変える いつかの夜、暗い夜道をひとりで歩きながら姉に電話した。仕事がつらいといったら、なにがつらいのと聞かれ「同期はみんな帰ってるのに私だけ今日も20:30すぎに帰ってるし、最近毎日こんなんだし、毎日毎日ごめんな…
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